StretchPole|なぜストレッチポールが必要なのか?

ストレッチポールを「歯ブラシ」と呼んでいます。

毎日歯を磨かない人はいないと思いますが、ストレッチポールはそれと同じくらい重要な役割を持っています。というのも、汚れが溜まるのは歯だけではないからです。

あくまで例えになりますが、私たちの身体にも汚れ(歪み)が溜まっていきます。仕事でパソコンを使いますし、電車に乗っている時や寝る前もスマホを見ます。そうしているうちに少しずつ姿勢は歪んでいきます。

これは虫歯と同じです。初めのうちは汚れが溜まる程度だったのに、しばらく放置しているうちに虫歯へと進行してしまう。身体も同じです。初めのうちは肩が凝ったり、腰が張ったりする程度だったのに、なにかの拍子に痛み出す。なので、歯ブラシで歯の汚れを落とすように、ストレッチポールで身体を整えてあげる必要があるのです。

特に背骨や肩、骨盤まわりは身体の中心に近いのでとても重要な部位です。そしてストレッチポールはそれらの部位に対して高い効果を発揮します。写真のようにストレッチポールに乗るだけで硬くなった筋肉や関節を緩め、それらを本来あるべき位置にリセットしてくれます。

僕の15年の指導経験上、100人中100人が実感するのが写真のような効果です。緊張した筋肉が関節が緩むことにより、ニュートラルの状態(本来あるべき姿勢)へと近づきます。体験にお越しいただいたお客様にも試していただくのですが、必ず身体の変化に気付いていただけます。「なにも感じない」という人は過去に一人もおらず「背中が広がった感じがする!」「マットに沈みます!」という感想をいただきます。

言い換えますと、それだけ身体に歪みが生じているということです。歪むという表現は個人的にあまり好きではないのですが「緊張している部分がある」とでも言いましょうか。

先ほどもお伝えしたように、歯の汚れと同じですぐに虫歯になるわけではありません。歪んだ状態のままでも問題なく過ごせる人もいるかもしれません。しかし、日常生活の中で荷物を持ったり、筋トレをしたり、ランニングをしたりと、なにかの拍子に「痛みのスイッチ」が押されてしまうことは往々にしてあることです。

恐らく、読者のみなさんの周りにも「腰が痛い」「肩が上がらない」「膝が痛い」という方は一人くらいはいらっしゃるのではないでしょうか。

そうなるとなにが困るのかというと「すべてが億劫になる」ことです。立ち上がったり、階段を降りたり、長い距離を歩いたり、日常生活の中でなにかと不便が生じ、活動量が必然的に減ります。活動量が減るということはもちろん体重の増加にも繋がりますので、体型管理がハードになります。いざダイエットをしようと思っても、身体が痛いので運動どころではありません。食事で痩せるにしても我慢が伴いますので、精神衛生的にもあまり健康的とは言えません。

ということで、運動をする人しない人問わず「身体を整えておくこと」は人間としての生活の基本となります。スタジオではセッションの初めに必ずストレッチポールに乗ることから始めます。歪みを取り除いてからピラティスやトレーニングの動きに取り組んだほうが身体が自然に動くからです。

暇さえあれば乗ってます

個人的にも重宝しているアイテムで、もう15年ほど使い続けています。普段の生活はもちろん、ランニングやトレーニング、ピラティスの前には必ずストレッチポールに乗り、身体を整えてから運動をはじめるようにしています。そのお陰もあり、身体に痛い部分は一箇所もない状態です。過去に大きな怪我もしたこともありません。

とても大切なことなので最後にもう一度繰り返しますが、ストレッチポールは歯ブラシと同じですので、できれば「自宅」に一本用意することをおすすめします。歯医者と同じでスタジオで行うのは「定期メンテナンス(専門的におこないます)」、自宅でおこなうのは「ホームケア」とお考えください。自宅で歯を磨かないのもNGですし、磨いたつもりになっているだけで実際には磨けていない可能性もあるので、定期メンテナンスとホームケアの両立が大切だと考えています。

おすすめの種類や詳しい使い方につきましてはスタジオでも説明させていただいておりますので、もし興味がありましたら、体験レッスンの際にお聞きください。いつまでも健康的に動ける身体をつくりましょう。

ストレッチポールは歯ブラシと同じ。

ストレッチポール
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